こんにちは。
そういえば、年始のブログで、フィッツジェラルドと佐川ちかの気に入ったところの書き抜きを紹介したいな〜と書いたんですけど、改めてメモを読み返したら、なんか…そこだけ読んでもいまいち脈絡が見えなくてただ感性の一片が感傷的に見えるようなもので、ここに書くのはやめました。
やっぱり文脈大事だし、そこに至るまでに醸成される世界があるからこそ感じられるものって大事だなと思いました。
エイプリルフールにブログを書いて、その2日後に衝撃的なニュースがありました。
NCTのマークがSMエンタテイメントと契約終了(そして再契約はしない)、かつNCTの活動も終了するというものです。
結構ショックで寂しさを感じました。ちょうど目黒川沿いの桜まつりのぼんぼりのK-POPアイドル応援メッセージを見物して帰宅し、YouTubeでNCT WISHのコンテンツを見ている時でしたが、衝撃で何がしたいのか分からなくなって12時間寝ました。マークのこと好きだったんだなー。NCTマークとしての活動量は普通に見ても普通じゃない、八面六臂の活躍という感じだと思いますが、その中で存分に自分の魅力や能力を発揮するさま・ディレクションやクリエイションされる側としての器用さや輝き、そういったものに魅力を感じていました。
NCTのセンターはテヨンというのは異論ない話と思いますが、そう思って見ていると例外が気になってくるもので、その場合のひとつとしてマークがセンターに出ることも多いんですよね。
NCT Uの「The 7th Sense」
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「Baggy Jeans」
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にいる5人のメンバー(テヨン、テン、ドヨン、ジェヒョン、マーク)がNCTという世界観を形成するコアなんじゃないかとこれらを見た時に直感的に思いましたが、この5人の1人でも欠けてしまうことがあるのか、と。
RESONANCEという当時のNCTメンバー全員が揃うシンボリックな曲で、最初のシーンはマークがセンターで両隣にテヨンとジェヒョン、途中でテン、テヨン、マークが並ぶシーンがあり、この並びを見るたびに「これは強力なラインナップだ、さすがNCTだ」とわくわくします。つまり、マークってNCTというブランドを高め推進する力があるメンバーだったと思います。だから、マークがNCTじゃなくなることあるんだーと、衝撃。
ちなみにRESONANCEの映像を見ると、SMの力を感じます。まず思うのが「みんなかっこいいじゃん!」よくぞここまで眉目秀麗な人たちを数多く集め、ダンスのレベルを皆揃えて高めて、歌えるようにしたなぁと、SMのアイドルを育てる力、パッケージとして高い完成度の人たちを作り出す力に感心します。
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マークさんは、NCTの中でも兼務が多いメンバーでNCT U、NCT DREAM 、NCT 127、ソロ、SMの中でグループを超えてエース級が集まったSuper Mで活動し、かつスケジュールから外れることは少なく、相当な忙しさであったことは想像に難くありません。これらをこなすバイタリティがある超しごデキ人間で、まじすごいです。10年の契約の中でここまで存分に活動できる幸運と力がある人ってなかなかいないですよね。でもだからこそ10年やれることやったから、次のチャプターに行くぞってなったのかなって思ったり。
契約終了に伴うマークのメッセージを読んで、うわ〜そっかぁと何かが湧き上がるも言葉にならなかったところがあります。
僕は実は練習生の頃から、もしかしたらそれ以前からも、ずっと心の中に抱いてきた夢がありました。アコースティックギター1本を持って街を歩きながらバスキングをしたり、作家になりたいと思うほど英語で文章を書くことが好きでした。その夢をはっきりと描くにはまだ幼すぎましたが、音楽とステージが好きという気持ちで14年前にカナダでオーディションを受け、SMで自分の音楽の道をNCTとしてスタートすることになりました。
自分の始まりがSMであり、NCTだったからこそ、自分自身をより深く知り、最高の自分を見つけることができました。本当に感謝の気持ちしかありません。NCTを通じて、空も、大地も、海も、山も、すべてを最高の形で経験できたような気がします。
10年間、世界を見て経験しながら最高の旅を続けてきた中で、自分が思い描ける最高の夢とは何か、“マーク”として生きる中で持てる最高の役割や目的とは何かを、自然と考えるようになりました。10年の契約を終えるこのタイミングで、自分の中にあるすべての感覚を呼び起こし、長い時間悩んだ末に、その夢の完成された姿がどんなものなのかを知りたくなり、そこに本気で飛び込んでみたいと思うようになりました。 自分の音楽、あるいは自分の実りがどんなものになるのか、それをどのように世の中に届けるのか――それをしっかり見つけて、必ず実現したいと思っています。
同じ船に乗り、ここ10数年の間に最高の航海を共にしてきたメンバーたち。いつも水の中に入るのが好きだった僕が、これから泳ぎたいと言ったとき、深く潜るその挑戦さえも愛で応援してくれるメンバーたちです。僕もこれからもずっと応援し、愛していきます。
翻訳引用元
「スポーツソウル」4月3日付
https://sportsseoulweb.jp/star_topic/detail/id=145960
アコースティックギター1本持って路上で演奏したり、文章を書くのが好きで作家になりたいほどといった夢を心に抱いていたと打ち明ける人がいたら、尊重して応援するしかないよね...とは思う。
これと、「いつも水の中に入るのが好きだった僕が、これから泳ぎたいと言ったとき、深く潜るその挑戦さえも愛で応援してくれる」という言葉が文学的で切なくもきれいだな〜と思いました。
まだ26歳(!)、何倍も濃い半生でしょうが、これから先も長いでしょうし、SMとの契約は結ばずとも、可能なときはNCTの活動に参加するという形もあったと思うけれど、それも選ばなかったというのが潔いというか寂しいというか惜しいというか。これだけ兼務していればその要領をうまく掴むことすら難しいでしょうが。
とにかく伝説的な人が抜けてしまった気がします。
NCTはすごく面白い枠組み・試み・世界観だと思うし、マークの多岐にわたる活動がそのクロスオーバーの可能性を広げ魅力的なものにするものの一つだったと思うけど、もしかしたらこれって非人間的なものだったのかな、少なくとも結果から見ると持続的なものではなかったのかなと思います。(K-POPの移り変わりの速さを考えると、10年続けば十分に持続的だろうとも正直思いますが)
そんなことをぐるぐる考えたりしていました。
そんなマークさんのこれから、楽しみでもあります。
少しの懸念をあえて挙げると、SMが作り上げた「魔法」が解けてしまうんじゃないかというところですが、まあそんなのまだ分からないですしね。
楽しみだなと思う理由は、やはりマークの音楽活動においてはソロアルバムを最初に好きになったということ。
15年以上広く浅く聞いてきたK-POPですが、さらに踏み込んだ興味を持ち、お金を比較的使って娯楽の一つとして楽しむようになったのは数年前から、NCTを好んで聴きいろいろ遡って調べたりするようになったのは、2年前くらいとまだまだ最近です。
そのきっかけの一つとなったのは、明らかにマークのソロアルバム「The Firstfruit」でしたし、私はこのアルバムがアイドルとしてではなくただ生活の中で聴く音楽として純粋に好きだし、名盤だと思いました。発売からちょうど一年後にこのような未来になるとは想像しようともしてなかったけど、改めてこのアルバムを手に取り、マークのメッセージカードを読み直すとこれは本当に彼の最初の「実り」だったのだな、この先の道が見えていたのかもしれないと思いました。